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《入魂の宿》 柳幸典つなぎプロジェクト

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 大型野外作品《入魂の宿》が5月21日(土曜日)から旧赤崎小学校で公開されました。2021年に開館20年を迎えた、つなぎ美術館の「柳幸典つ
なぎプロジェクト」の一環。アートを手がけたのは、社会問題に独自の視点で切り込む作品で知られる柳幸典さん。事前調査で町を訪れたとき
に、水俣病や地域の自然を描いた作家の石牟礼道子さんや写真家のユージン・スミスさんの作品を展示する施設がこの地にないことに衝撃を受
け、石牟礼さんの文学にちなんだ大型展示を企画。石牟礼さんの詩などを基に《入魂の宿》と役場近くの森で《石霊の森》を手がけました。
 作品名は石牟礼さんの詩「入魂」から引用。不知火海に見立てた同校のプール跡に住民の協力を得て植物を植え、メダカなどたくさんの生き
物が生息するビオトープに改修しました。中央に設けたスロープを降りると、水面と同じ目線になり、生き物や植物との「一体感」を体験でき
ます。かつて水俣病の被害が広がった不知火海を眺めながら、考えを深める場にしてもらうことを意図しました。
 鏡の反射を利用して海と空を鑑賞するスペース「NYUKON CELL」や、石牟礼さんなどの本を室内に備えた瞑想室、スミスさんの写真
を飾ったベッドルームもあります。 
 同日に開かれたアーティストトークで柳さんは「近代化が生んだ水俣病の問題は今こそ考えるべき。答えは出なくとも議論し続けることが大
切だということを訪れて感じてほしい」と語りました。
 本作品は6月19日(日曜日) まで無料で公開されます。7月からは有料。秋からは宿泊施設としても運営予定です。最新情報はつなぎ美術館ホームページを確認してください。 
 
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石牟礼さんが描いた海と空が生み出す美しい瞬間を体感できる「NYUKON CELL」

ユージン・スミスさんの作品を展示しているベッドルーム

5月21日 (土曜日)のアーティストトークで《入魂の宿》の概要を説明する柳さん

 
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電話:0966-78-3114
ファックス:0966-78-3116
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