アーティスト・イン・レジデンスつなぎの軌跡　つなぎだョ！全員集合

　展覧会「アーティスト・イン・レジデンスつなぎの軌跡　つなぎだョ！全員集合」が、12月5日（土曜日）からつなぎ美術館で開かれています。同日に本町で滞在制作をしていた画家4人（幸田千依さん・加茂昂さん・富田直樹さん・大平由香理さん）と大原美術館学芸統括（岡山県）の柳沢秀行さんをゲストに迎えた座談会が行われました。

　「アーティスト・イン・レジデンスつなぎ」は、アートによるまちづくりと同館の収蔵品を充実させるため、2014～19年に毎年1人の画家を町内に招いた企画。画家は約4か月間、本町の空き家を利用した住居で暮らしながら、同館での個展開催を目指して制作しました。

　座談会では、進行の柳沢秀行さんと冗談を交えつつ、それぞれの作品に対するこだわりや本町滞在時のエピソードなどを語り、会場の笑いを誘いました。滞在中は地元の人から野菜などのおすそわけをもらうことや、近所の子どもと遊ぶこともあったようで、「ご近所さんのように接してくれてうれしかった」と話していました。

　今回の展示では各画家のつなぎ美術館収蔵品30点と新作19点のほか、当時の活動の様子が分かる資料を展示しています。この展覧会は2月14日（日曜日）までです。