スローフードとは、世界に普及したファストフードに対して唱えられたもので、大量生産・大量消費が進む社会の中、
地域の小さな食文化や食材、暮らしを見直す運動のことです。
今回の講演会では、イタリアで生まれたスローフードを日本に持ち込んだノンフィクション作家の島村菜津さんを迎え、
津奈木の歴史や美しい自然に立脚した“津奈木らしい”食文化や豊かな暮らしを次世代につなげていくための方策を探ります。
日時
平成29年12月8日(金曜日)19時00分~21時00分
場所
つなぎ文化センターホール
定員
150名(先着順)
受講料
無料
講師
ノンフィクション作家 島村菜津氏
対談
フリーライター 森千鶴子氏
島村菜津
1963年、長崎生まれ、福岡育ち。大学でイタリア美術史を専攻し、卒業後イタリアへ留学。
現地でスローフードに出会い、数年にわたって取材したイタリアの食に関する「スローフードな人生!」は
日本におけるスローフード運動のさきがけとなった。著書に「エクソシストとの対話(21世紀国際
ノンフィクション大賞優秀賞)」、「スローフードな日本」、「スローシティ」など多数。
森千鶴子
1968年、福岡県生まれ。東京の大学を卒業後、広告制作会社のコピーライターを経て福岡にUターン。
その後は農・漁・食分野の取材、執筆をしながら、九州各地の地域づくりにも関わる。
本町の郷土料理調査事業のアドバイザー。