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平国六方踊り

六方踊り画像

ふれ合い祭りで披露される
六方踊り

平国の六方踊りは、物語を表現する県内でも珍しい踊りです。起こりは不明ですが、地元の古老に聞くところによると200年前くらいから、伝承されているといわれています。六方とは侠客(※1)のことを言い、剛健めかした踊りで、柔軟な言葉や動作は避け台詞も動作も大袈裟に表現するので、まるで歌舞伎を見ているようです。
祝いごとや、雨乞いなどによく踊られ、殊に雨乞いに踊って雨の降らなかったことは、一度もなかったといわれています。
 
この踊りは、これまで踊り手が老齢となり、明治100年の記念行事で踊られたのを最後に途絶えていました。しかし、「子ども達に見せたい」と踊りを再現し、13年ぶりに再現しました。
※1侠客…強い者をくじき、弱い者を助ける人。
 
 

あらすじ

5人の六方が道中で出会い、それぞれ力自慢腕自慢を言い合って、険悪な雲行きになってきたところで、黙って聞いていた品川柵之介なる六方が仲に割って入り、「短気は損気、自分自身の損、世の中は仲良く、家庭円満、家業にはげみ、神仏を信仰して愉快にすごしましょう。私の手下の奴達が踊りますから機嫌をなおしましょう。」とたくみに教訓を台詞、歌詞によってときます。
 

登場人物

悪鬼悪七兵衛・・・ 悪行の末、親から勘当され、侠客の修行をして模範的な俺になった!唐天竺の遠い国でも俺に楯つくものはなかった。
          文句がある奴はかかってこい!と自慢する。
倉川虎右衛門・・・ 紀州の山々、又野や谷の隅々まで歩き回ったが、楯つくものはいない!とすごみ、通る旅人を次々に取り押さえ、
          ずたずたに引き裂いてみせる。
廉之子飛右衛門・・・杵築の宮殿の祝いの席で邪魔するものがおれば、阿呆羅刹「地獄の力強い番人」が樊曾のような仇がきても
          私がやっつけてくれると強がる。
荒川磯右衛門・・・ 幼少の時、父が討たれ、その悔しさは山のように積もり修行してきた。念願の仇を討って無念を晴らしてきた。
品川柵之介・・・  短気は自分自身の損。みんながなかよく過し、神様に誓いましょう。そうすれば、風もおだやかになり、花も咲き、豊作となり、
          国勢も家庭も繁栄するでしょう!となだめる。
その他・・・    歌い手、太鼓、三味線

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