【孝女千代】-(2)
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おじいさん、おばあさんは、かわいそうな千代のことを思うと、
「せめて、家なっと貧しゅうなからんばなあ。
(家ぐらい貧しくなければなあ)
」
と言って、千代の頭をなでながら、涙ぐむのでした。
おじいさん、おばあさんは、年寄りなので、少ししか畑の仕事が出来ず、ますます貧しくなるばかりでした。
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