津奈木町恒久対策事業基金の設置、管理及び処分に関する条例

○津奈木町恒久対策事業基金の設置、管理及び処分に関する条例

平成17年3月25日

条例第5号

(設置)

第1条　九州新幹線工事に起因する農業用水渇水被害対象地区の農業用水恒久対策施設(以下「恒久対策施設」という。)の維持管理に要する財源とするため、津奈木町恒久対策事業基金(以下「基金」という。)を設置する。

(定義)

第2条　この条例において次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1)　農業用水渇水被害対象地区　別表の地区をいう。

(2)　恒久対策施設　別表の施設をいう。

(基金の構成)

第3条　基金は次の各号に掲げる基金をもって構成する。

(1)　「維持管理基金」は、恒久対策施設の維持管理費に充てるための基金とする。

(2)　「事業運営基金」は、恒久対策施設の維持管理事業の運営に充てるための基金とする。ただし、恒久対策施設の維持管理費に不足を生じた場合は、これに補充することができる。

(積立)

第4条　基金に積み立てる額は、津奈木町恒久対策事業特別会計予算の定めるところによる。

(管理)

第5条　基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。

2　基金に属する現金は必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる。

(運用益金の処理)

第6条　基金の運用から生じる収益は、維持管理基金、事業運営基金に区分し、津奈木町恒久対策事業特別会計歳入歳出予算に計上して、この基金に繰り入れるものとする。

(処分)

第7条　基金は、恒久対策施設の維持管理事業に要する経費に限り、その一部又は全部を処分することができる。

(委任)

第8条　この条例に定めるもののほか、必要な事項は町長が別に定める。

附則

この条例は、平成17年4月1日から施行する。

別表(第2条関係)